People仕事・社員を知る

写真:高場 雅人

モノづくりの一番の要素は、
作り手がどれだけ熱中して楽しめるか。

私の経歴

高場 雅人

キャリア入社

Glicoに入社する前は、食用油メーカーで油脂の研究開発に8年ほど携わっていました。その後、2015年7月にGlicoへ転職し、商品開発研究所のチョコレートグループへ配属になりました。現在に至るまでALMOND PEAKなど、アーモンドチョコレートを中心とした商品開発や、チョコレートの製造技術開発、チョコレート用油脂の研究など、商品に近い領域での研究開発を手掛けています。

仕事紹介

おいしさを追求し、健康価値を探求し、お客様にとってより良い商品をつくるのが私たちのミッションです。商品開発というとキッチンや研究室で試作ばかりしているイメージがあったのですが、入社してみると、携わる仕事の幅広さに驚きました。例えば、担当するALMOND PEAKの開発では、商品の企画・コンセプトの立案や消費者調査といったマーケティング、安心・安全な製品設計か厳しくチェックする品質保証、工場で効率的・安定的に生産ができるようにする製造導入など、モノづくりの上流から下流まで、ほとんど全てのプロセスに関わりがあります。

写真:高場 雅人

Q.

仕事のやりがいは?

A.

「自ら高い目標を設定し、本気で試行錯誤して、それを達成する」というプロセスにやりがいを感じます。

それを体現できた経験として、International Chocolate Awardsという世界的なチョコレートのコンクールに挑戦したことが強く印象に残っています。当時このコンクールの世界大会で、最高位の金賞を受賞した日本のメーカーは、日本を代表するショコラティエのお店など、たった3社しかありませんでした。この大会で結果を残すことができれば、Glicoのチョコレートの品質の高さを国内外に証明するチャンスだと思い、参加しました。まだ入社2年目で、実を言うと一人でチョコレート生地を作ったことすら無かったため、どうしたら世界に通用するチョコレートが作れるか試行錯誤の日々でした。過去に受賞した海外のチョコレートを分析したり、独学でチョコレートの製法を研究したり、チョコレートと向き合う生活をしました。その甲斐あって、初出品ながら本当に世界大会で金賞を獲得することができました。授賞式の壇上で、世界中のショコラティエ達と肩を並べた時には、最高の達成感を味わうことができました。

Schedule

スケジュール

8:30出社、メールチェック

8:45チョコレートグループのミーティング

9:30チョコレート生地の作成
(原料の計量、混合、微細化、コンチング開始※)

11:00デスクワーク
(製品の配合・コスト計算、工場テストの計画書、品質確認書類など)

13:00関連部門とのミーティング
(開発案件の進捗確認、課題検討など)

14:00原料メーカーとの商談

15:00アイデア試作
(新製品、既存製品の改良など)

17:00チョコレート生地の完成
(板チョコレートに成形、試食評価)

19:30業務終了
※コンチング:チョコレートをなめらかに練り上げる工程のこと

写真:高場 雅人

Q.

学生の皆さんへの一言は?

A.

就職活動お疲れさまです。偉そうなことを言うようですが、就職は皆さんの人生のゴールではありません。

長い人生を通して社会に対して何をしたいのか、それを実現するための手段の一つだと私は思います。自分に何ができるかではなく、自分は何をしたいのかを本気で考え、それを叶えるパートナーとして会社探しをして欲しいです。その上でGlicoを選んで頂けるのなら嬉しいですね。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています!