Glicoグループには、日々の仕事の中で自分らしさを発揮しながら、新しい挑戦や工夫を重ね、「まなび」をひろげている仲間がたくさんいます。今回は、そんな一人ひとりの想いや行動をご紹介する連載企画「グリコパレット」をお届けします。
「パレット」という企画名には、Glicoが多様な個性の集合体であることを表現したいという想いが込められています。社員一人ひとりを絵の具の“色”に例え、その色が重なり合うことで、組織全体が豊かに彩られていく――そんな姿をイメージしています。
第1回は、「アーモンド効果」のマーケティングを担当するカワカミさんです。日々の仕事にかける想いや取り組みをご紹介します。
好奇心こそが、商品開発の原点
コンビニの飲料コーナーで、自分が開発し、2025年6月に発売した『アーモンド効果PROTEIN』を手に取るお客様を見つめるカワカミさん。「この人はいつ・どう飲むんだろう?」「どうしてこのタイミングでこれを選んだんだろう?」―そんな純粋な好奇心こそが、カワカミさん商品開発の原点だ。
2023年入社、アパレル業界から江崎グリコにやってきたカワカミさん。リーダーとして『アーモンド効果PROTEIN』を生み出せたのはなぜか?そこには、Glicoならではの顧客志向と、真摯に向き合うカワカミさんの姿勢があった。
「攻め」から「寄り添い」へ ― 転職で見つけた新しいマーケティング
「これがかっこいいんじゃないか」前職では、そんな提案型のマーケティングに没頭していたカワカミさん。表参道の街を歩き、ファッションの最先端を肌で感じながら商品に落とし込む。ファッションブランドならではの感覚を大切にする、攻めの商品開発だった。しかし自身のキャリアを考える中で、新たな挑戦への想いが芽生えた。
「もっとお客様の立場に立ってできないかな」転職活動で江崎グリコの面接を受けた際、健康に関する質問が矢継ぎ早に投げかけられ、面接官の真剣さに圧倒された。「その質問の数々を聞いて、この会社は本当に健康について真剣に考えているんだなと実感しました。周りの評価も江崎グリコは顧客志向の会社という評価で一致していました。自分が求めていた、お客様により近い場所がそこにあったんです」
お客様から生まれた確信 ― 生の声が裏付ける顧客ニーズ
カワカミさんが担当する『アーモンド効果PROTEIN』の開発は、まさに顧客志向の実践から始まった。SNSでの市場チェックが習慣だったカワカミさん。お客様の投稿に目がとまる。「運動後にアーモンド効果とプロテインを一緒に飲んでいる」「プロテインをアーモンド効果で割るとおいしい」といった、プロテインに関連する投稿が相次いでいたのだ。このお客様の声をもっと知りたい。Glicoとしてもっとできることがあるんじゃないか。カワカミさんのチームは徹底的な市場調査へ乗り出した。
500人規模のアンケート調査だけでなく、一人ひとりにしっかり話を聞く、3日間の集中ヒアリングを実施した。調査で明らかになったのは、「健康のためにたんぱく質を摂りたい」と思っている方のためのプロテイン飲料がないということ。筋肉作りではなく、美容や健康のための食事補助として、もっと自然に取り入れられるおいしいプロテインを求めていたのだ。プロテイン特有の人工的につくられた甘みが強すぎることが日常的にプロテインを飲む妨げになっていることも判明した。
顧客志向から見出した可能性 ―「新カテゴリー」を創る意気込み
調査結果を受け、カワカミさん達が選んだのは「健康的でしなやかな身体づくりをサポートするプロテイン飲料を創る」ということ。まさに新しいカテゴリーの創造だった。従来の「筋肉作り=プロテイン」という図式から脱却し、「しなやかな身体作り」「日常的な健康習慣」という新しい価値を提案する。味に関しても、素材を活かしたやさしい味わい、お客様の声をもとにした検討が繰り返され、「ナッツミックス」と、よりすっきりした「ナッツミックス砂糖不使用」のものがラインナップされた。
そして2025年6月、「アーモンド効果PROTEIN」がついに店頭に並んだ。店頭でお客様が商品を手に取る瞬間を見るのが、何よりのやりがいと語るカワカミさん。
「手に取ってくださる姿を見ると、嬉しいし感謝でいっぱいになります。でも同時に『どんなタイミングで選んだんだろう?』『どう思って飲むんだろう?』という関心も湧く。それが次の商品開発のヒントになるんです」
存在意義(パーパス)を「積み重ね」で実現する―「どんな課題を持つ人のためか?」という問いかけ
「すこやかな毎日、ゆたかな人生」―Glicoの存在意義(パーパス)について、カワカミさんは、「全世界の全員を幸せにするのは1年2年でできる話じゃない。でも、積み重ねだと思うんです」と話す。
カワカミさんが商品開発で常に自問するのは「どんな課題を持つ人のためか?」という問いだ。1つ1つの企画において、誰を幸せにしたいのか、どんな課題を持つ人を幸せにしたいのかを考え抜く。それを商品化できれば、何百万人という人に届けられる。
「『アーモンド効果PROTEIN』で言えば、プロテインは必要だと思うけど、正直おいしくないし続かないと思っていた人たちが、ストレスなく日々の生活にたんぱく質を取り入れやすくなる。そういう幸せを届けたいと思っています」
その小さな幸せの積み重ねが、存在意義(パーパス)実現につながるとカワカミさんは信じている。
アーモンドミルクの文化を日本に根付かせる
カワカミさんの視線は、すでに次のステージに向けられている。目標は、アーモンドミルク文化の日本への定着だ。
「アメリカなどでは、アーモンドミルクやオーツミルクを飲む文化が定着していますが、日本ではまだまだです。アーモンドミルクの文化を定着させるには、例えば、今回のアーモンドミルク×プロテインのように、従来のミルク飲料カテゴリーではなく、プロテインカテゴリーにおいて新たな価値軸を提案し、サブカテゴリーを生み出していくような、常識にとらわれない試みを積み重ねていくことが重要です。同時に、既存のファンミーティングの継続や他企業とのコラボレーション、料理への活用提案など、お客様との接点を増やす活動も進めていくことで、徐々に文化が広がっていきます」
様々な接点を通じて、アーモンドミルクのある生活が当たり前となる文化を創り上げていく。それこそが、カワカミさんが描く「すこやかな毎日、ゆたかな人生」への貢献なのだ。
●カワカミさんの推しGlico商品
『アーモンド効果濃厚』
「カレーに入れると、牛乳とは違う香ばしさとコクが生まれるんです。子どもも『これおいしい!』って言ってくれました。料理の新しい可能性を引き出してくれる商品だと思います」
バリスタ 粕谷 哲さんからのアーモンド効果シリーズへのコメント
アーモンドといえばGlico、という印象を裏切らないほど、「アーモンド効果シリーズ」はアーモンドの風味が際立っており、その豊かな香ばしさとバランスの取れた味わいが魅力です。健康に良いのはもちろんですが、何より“おいしい”からこそ、無理なく日常に取り入れられる点が気に入っています。
後味がすっきりとしていて、舌触りもなめらかで心地よく、毎日の習慣として自然に続けたくなる飲み物です。
バリスタとして「アーモンド効果」との相性を意識すると、深煎りで、濃い目に抽出することで、アーモンドの風味がより引き立ち相性が良いです。黒糖を入れるとよりアーモンドの風味が際立ち、満足感のある一杯になるのでおすすめです。
自分らしく楽しみながら健康にも気を配れる、そんな「すこやかな毎日、ゆたかな人生」を実現するパートナーだと感じています。
最後に
グリコパレットはいかがでしたでしょうか?
記事の感想、商品を味わっていただいた感想など、こちらの記事の掲示板でお待ちしております。
次回の記事もお楽しみに!
※こちらの記事は、過去サイトに掲載していた記事を再編集し、掲載したものです。
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