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写真:尾関かさね
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Glicoの縁の下の力持ちに!

私の経歴

千足 采楓

新卒入社

・2021年4月 新卒入社(高専卒業)
・2021年6月 技術開発部 装置開発G
      アイスチルド・ベビー育児チーム
 -ジャイアントコーン
  充填設備 研究業務
・2022年6月 GMJ岐阜工場 出向
 -全係オペレーター業務、
  新工場生産テスト、
  設備保全、ユーティリティ管理
・2024年6月 技術開発部 生産技術G
     ポッキー・チョコレートチーム
 -ポッキー 要素技術研究開発
 -粉ミルク工場応援(4か月)

Q.やり遂げてきた仕事について教えてください


A.【1年目】開発・研究業務を初体験――エンジニアとしての礎を築く

 1年目は、技術開発本部 装置開発グループに配属され、研究業務をメインに行っていました。主に使っていたのは、3DプリンターやCAD、流体シミュレーション等のデジタルツールです。1年目から会社の主力商品の製造技術に携われることは、とてもワクワクしました。主に携わったプロジェクトは、
  ・3Dプリンターを用いたポッキープラント部品の試作、および新規業者開拓
  ・ジャイアントコーンの充填部 流体シミュレーションの作成
  ・ロボットを用いたジャイアントコーン充填機無人化研究 等々です。
 技術開発本部では、育成プログラムがしっかりと組まれており、基礎スキルとなる資格の取得を推奨されています。私が1年目で取得した資格は、フォークリフト、電気工事士2種、産業ロボット教示作業者、QC検定、クレーン(1t未満)です。(沢山取得しました!(笑))


【2・3年目】工場への出向 サイクル早く、沢山のことを吸収

 2・3年目は、Glico商品を生産しているグリコマニュファクチャリングジャパン(以後GMJ)の岐阜工場に出向しました。まず初めにしたことは直接部門(実際に製品を作るポジション)での研修です。1年半で、岐阜工場のすべてのポジションを経験し、オペレーター業務※1や現場保全※2について学びました。
    ※1 オペレーター業務:岐阜工場で生産しているチルド品・乳製品の製造方法、設備フロー、設備機器
    ※2 現場保全:機械のメンテナンス、ボール盤や旋盤での加工、溶接、5S等

 その後、半年で間接部門の研修も行い、排水処理設備や産業廃棄物、環境基本法について学びました。
 また、研修をしながら、GMJと江崎グリコが協働して取り組んでいる、チルド・乳製品を作る機械の作業工数の削減・製品の品質向上を目指したプロジェクトにも参加しました。プロジェクトは半年ほどで、6人ほどの社員の方が関わっていました。私はその中で、1年目で取得した資格を活かしながらデータ分析やテストを実施し、作業工数削減と品質向上につながる施策を立案しました。その結果を元に、GMJ内のLSJ取組全国発表会 (改善取り組みの発表大会) に出場。先輩社員の前で、自分の成果を発表しました。
 エンジニアとしての業務外では、2年目の時に、CSR取組の一環である地域貢献を目的として、小学校や保育園に訪問し、生徒や親御さんたちに食育授業を実施するプロジェクトのリーダーも務めました。自分が関わった商品の感想をお客様から直接聞くことができ、頑張ってよかったと感じる機会にもなりました。


【4年目~】技術開発本部での本格始動!これからの展望

 4年目からは育成プログラムに則り、技術開発本部の菓子部門の商品の機械設計を行うチームに異動しました。現在は、菓子生産の基本を勉強しながら、より生産性の高い設備を導入できるよう業務に取り組んでいます。加えて、2年間の工場出向での知見を活かして、自部署とは異なるチーム(粉ミルクチーム)のプロジェクトにも参加しています。生産のより良い安定性を目指し、生産現場である工場の立会いや、データの収集・分析も行っています!
 今後は、アイス・チルド・粉ミルク・菓子と様々なカテゴリーに関わった私だからこそできるそれぞれのカテゴリーの良さを生かした機械やシステムを導入し、より良い製品をお客さんに届けたいです。

写真:尾関かさね

Q.

どんな学生でしたか?

A.

リーダー兼、縁の下の力持ちタイプ!

 中学生の頃は、茶道部の部長、学年行事のリーダー、クラス代表等、リーダーの立場になることが多かったと思います。リーダーをやりたい、というよりも、周りにやる人がいなかったのでやっていました(笑)周りを見て、状況に合わせて行動していた気がします。
 高校生では、ハンドボール部のマネージャーをしていました。この時に、自分は、自身が表舞台にでて目立つ・活躍することよりも、他の人が輝くためにサポートすることが好きなんだと感じました。人の役に立っていることを実感するのが嬉しいんです。今の仕事でいくと、自分で作ったものや、自分で分析したものが、技術開発本部やGMJの方々、もっというと、Glicoの商品を手に取ってくださるお客様のためになったと実感できた時は、本当にやりがいを感じます!


就職先をどうやって絞るか?――業界・給与・「開発職」という仕事

 元々、食に関わる会社に入りたいと思っていたことに加え、両親がBtoCの会社に勤めていたこともあり、幼いころからスーパーやコンビニで、両親の会社の商品を見つけたり、手に取っているお客さんを見たりするととても嬉しい気持ちになっていたことから、自分もBtoCの企業に入りたいと思っていました。
 江崎グリコの応募を考え始めたのは、専門担当の先生からおすすめされたことがきっかけです。江崎グリコとGMJの仕事の違いは大まかに理解できていましたが、自分にはどちらが向いているのか、楽しいと思えるのかは分かっていませんでした。
 設計や開発に携われる仕事は、高専卒の学生の求人が珍しいことを知り、珍しいことをやってみたい!と思ったのが最終的な決め手でした。高専の同期は、就職先選びをするときにまずは業界(・給与・福利厚生)で絞る子が多かったと思います。私も入口は業界なのですが、社会人になってみて、「その会社でどんなことをするのか・どんなことができるようになるのか」で絞ってみても面白いなと思います!

Schedule

スケジュール

8:45出勤

9:00メールチェック

10:00チームミーティング

12:00食堂で昼食

13:00外部業者との打ち合わせ

14:00テスト計画作成・準備

17:30退社

写真:尾関かさね

Q.

あなたにとって「Glico×エンジニア職で働く」とは?

A.

誇りを持って働ける仕事です!

Glicoのエンジニア職の特徴は、守備範囲がとにかく広いことです!設計、開発、DX、生産ラインの構築、工場のインフラ設計等、生産に関わることはほとんどすべて職務領域になります。興味分野が広く、色々なことにチャレンジしたい人には、持ってこいだと思います!
 また、職務がそこまで細分化されていないため、プロジェクトの全体像を把握しながら仕事をすることができます。「プロジェクトが何のために行われているのか」「自分が携わっている業務がプロジェクト全体に対してどのように作用するのか」を理解した上で、自分の業務に取り組めることは、とてもやりがいを感じます。是非エントリーお待ちしています!