Q.やり遂げてきた仕事について教えてください
A.1年目から広域担当セールスに――大きなプレッシャーの中で学んだこと
セールスとして最も大切にしていることは、「常にお客様の視点に立って、物事を考えること」です。お客様視点を追求した結果、得意先や自社の売上が上がり、全員が幸せになれる状況を理想としています。
私は1年目から、全国で展開するドラックストアの企業様を担当しています。広域企業は売上規模が大きく、相応の責任が伴うので競合メーカーは経験を積んだ担当者の方が多いです。そのため、最初は自分の提案が通らないことが多く悔しい思いをしました。経験の浅い自分が、精鋭揃いの他社のセールスパーソンの中で、得意先のバイヤーから信頼を得るにはどうすればいいのか考えた結果、バイヤーと同じ目線、またはそれ以上に、お客様が何を求めているのかを考えることが必要だと気付きました。
「お客様起点で物事をとらえる」そのためにはどうするか
お客様目線での提案を行うために、経験のなかったデータ分析を一から勉強しました。社内外の研修に参加したり、先輩に教えていただいたり、とにかく必死だったのを覚えています。
データ分析を活用した提案が徐々に得意先に受け入れられ始め、自分の武器だと思えるようになったのは、入社2年目のことです。市況や得意先の状況を踏まえ、お客様が何を求めているのか、Glicoとして何が提供できるのかを常に考え続けた結果、ただ自社の商品を売り込むだけでなく、他社商品を含めたアイスカテゴリ全体を良くしていこうという意識を持つようになりました。
3年目の時に、データから仮説を立てて行った提案によって、得意先のアイスカテゴリの数字が上向き始めました。その出来事以来、得意先のバイヤーから、「アイスカテゴリで困ったことがあったら、最初に平泉さんに相談しているよ」と言ってもらえるようになりました。
2023年から得意先のアイス全体のカテゴリリーダーに任命され、得意先の部長やバイヤーと一緒に、お客様に喜んでもらうための仕掛けを考えています。責任は大きいですが、周りの方に支えてもらいながら、やりがいのある日々を送っています!
Q.
どんな学生でしたか?
A.
「勝ち」をとことん突き詰めた学生時代——その中で知った食の可能性
小学生の頃はバスケに水泳、中・高・大はバレー部に所属し、スポーツ漬けの学生時代を送ってきました。生来の負けず嫌いの性格のために、勝負に勝つためにできることは全てやっていました。その中でも特に興味を持って取り組んでいたのは、「食事管理による身体作り」です。
小学生の頃、試合で有利になるためには身長を伸ばす必要があると思い、どのような栄養素を取ればいいのか、周りの大人に聞きまわったり、自分で本を読んだりして情報を集めていました(笑)。当時周りにいた大人からの情報は、「身長を伸ばすならカルシウム」が主でしたが、図書室にあった本で、身体の成長における「タンパク質」の重要性を知り、母に良質なタンパク質が必要量取れるような献立にしてほしいとお願いしました。そのことが影響してか、身長がぐんぐん伸び、食が身体に与える影響の大きさを実感しました。その後も、自分の体調やパフォーマンス面での課題に合わせた栄養補給を続け、大学生からは独学で栄養学を勉強し、個人で食事管理を実践していました。
自分の人生で実現したいことがGlicoならできると思った
健やかな状態(=幸せ)でいるためには、食に目を向ける必要がある、というのが私の持論です。
世の中の人が、食べることの楽しさや、食から得られる幸せを享受できるような仕事がしたいと思い、当時「おいしさと健康」を企業理念に掲げていたグリコに入社したいと思いました。今もその思いは変わらず、あらゆる可能性を探りながら、食×健康の分野に貢献したいと思っています。
8:45得意先の商談へ
10:00担当店の巡回
12:00ランチ
13:00売場確認とデータの蓄積・検証
14:30商談資料の作成
16:00健康プロジェクトミーティング
17:00ミーティングで出た課題の整理
18:00業務終了
Q.
あなたにとって「Glico×セールス職で働く」とは?
A.
責任に伴う負荷を乗り越えた先の、圧倒的成長!
Glicoのセールス職には、若手の頃から、スキルを伸ばすための能力開発体制とそのスキルを発揮できる場が用意されています。また、磨くことができるスキルは、論理的思考力、事実を元にデータを読み解く力、資料作成能力、折衝力と多岐に渡ります。
教育やフォローの体制は整っていますが、1年目から担当企業を持つので、先輩社員と同等の仕事の責任や成長負荷がかかります。それをチャンスと捉え、周りの人の力を借りながら楽しんで取り組める方におすすめしたい環境です。