Q.やり遂げてきた仕事について教えてください
A.未経験からアプリ開発をリード
私が所属しているデジタルビジネス開発Gは、健康関連新規事業開発におけるデジタル面を推進する部署です。業務内容としては、新規事業開発に関係する臨床試験を含むデータの分析、特許や論文調査、実際のサービスを模した形での調査、お客様向けのアプリ開発など、幅広い内容を行ってきました。その中で、特に力を入れてきたのが「アスリートコンディションチェック」アプリの開発です。
アプリ開発には様々な工程が必要になります。どのようなアプリを作るかの企画検討から、特許等の調査、実際に開発をしてもらう会社とのアプリの仕様を決める要件定義、デザイン会社に作成してもらったデザインの確認、想定通りのアプリが出来ているかのテスト、アプリリリースに関する広報などです。私はアプリを作るということを今まで全く経験したことが無く、最初は業務に全くついていくことが出来ず悔しい思いをしました。しかしそこで諦めるのではなく、自分にもやればできると思い、業務についていくだけではなく追い抜いてリードできるまで努力しようと思いました。そのため、社内メンバーやアプリの開発会社と疑問点を一つずつ丁寧に確認すると同時に、過去資料や技術の説明資料を何度も確認するなどしてアプリ開発への理解を深めていきました。それを繰り返しながら開発を進めていき、2023年9月に無事にリリースをすることが出来ました。またリリース後は取得したデータの分析を通じて、既にアプリを利用したお客様はどういう方なのかや、使用したことが無い人にどうやったら使ってもらえるかなどを検討しています。
Glicoのデジタル活用による価値創造を進めたい
また現在では別のプロジェクトで、Glicoで取得したデータをどうすればうまく社内の人に活用してもらえ、新たな価値を創造してもらえるかを検討する業務にも従事しています。今後、Glicoとしてもデジタル活用した価値創造を進めお客様へ還元していくため、これらの業務は全部門のメンバーが価値創造を実現する基盤部分となります。責任は大きいものの、積極果敢にチャレンジしてGlicoのデジタル活用を進めていきたいです。

Q.
どんな学生でしたか?
A.
医薬品開発をして人を助けたいという思いを「食による予防」へ転換——
幼少の頃から何となく、人の助けになる仕事が出来ればとぼんやりと考えていました。高校時代の進路選択の時、薬学の研究関連に進学すれば、開発した医薬品を手にする多くの人の助けになるだろうと思い進学先を決めました。そこでの勉強は非常に楽しく充実していたのですが、ふと医薬品では病気になった人の助けにはなれるけれども、そもそも病気にならないのが一番良い状態じゃないかと疑問を持つようになりました。その疑問はどんどんと大きくなり、このまま薬学の大学院に行ったとしても自分のやりたいことは実現できないと感じ、予防の研究が出来る大学院に進学を決めました。そこで研究を行っていく中で食品で予防する可能性を感じ食品業界へ就職を考えていた中でGlicoと出会いました。
食×デジタルの領域で挑戦したい
当時のGlicoは「おいしさと健康」を掲げており、私も健康に良くておいしくない食品よりは、健康に良くておいしい食品を作り出し届けていきたいと共感をしました。最初、私はデジタルスキルは大学院などの研究で取得したデータ分析技術だけしか持っておらず、研究職の方が良いかと悩んだこともありました。しかし、他のデジタルスキルは身に着けていくことが出来ることと、今のチームでは食×デジタルという新しい領域に挑戦することでより多くの人の助けになれるかと思い入社を決意しました。今でもその思いは変わらず食×デジタルの領域からお客様への価値を提供し続けていければと考えています。
8:45出社、メール・タスク確認
9:00グループメンバーと開発中のアプリに関する打ち合わせ
10:00メンバーからのFBを受けて会議資料作成
12:00ランチ
13:00アプリ開発会社と打ち合わせ
14:00開発中アプリの動作テストと開発会社への確認
16:30健康関連新規事業に関する特許調査
17:30業務終了
18:30ジムでトレーニング

Q.
あなたにとって「Glico×デジタル推進職で働く」とは?
A.
学生時代の知識を活かしつつ、新しいことを幅広く経験できる
Glicoのデジタル職として働くことの一番の魅力は、なんと言っても色々なことが体験できるということです。私も入社4年目になりますが、入社してから臨床試験のサポートやデータ分析・論文としてのエビデンス化、特許調査・出願、新規事業企画の検証、お客様向けのアプリ開発といった幅広い業務を行ってきました。そのため、学生時代に学んだデータ分析や健康に関する知識はそのまま活かせるのと同時に、特許などの知財理解やお客様と検証的にサービスを実施してサービス構築するなど様々なスキルと経験を得ることが出来ます。また、業務に対する研修体制やサポート体制は整っており、経験豊かで気さくなチームメンバーから知識をインプットして実際の業務でアウトプットしながら働ける環境です。デジタルだけに特化するのではなくデジタルに関する何か新しいことを幅広く経験したいという方にはおすすめの環境です。