Q.担当しているお仕事について教えてください
A.SCMの安定を担う需給計画—予測と柔軟な対応で価値を生み出す
需給計画部の役割は、自社製品に対する需要を予測し、過不足なく供給することです。お客様が欲しいタイミングで、欲しい商品を届けるためには、精度の高い計画が欠かせません。在庫が少なすぎると欠品して取引先やお客様にご迷惑をおかけしますし、在庫が多すぎるとコストが増え、会社の利益を圧迫します。だからこそ、需給計画はSCM全体の安定に欠かせない業務です。
需要は商品そのものの魅力だけでなく、気温や競合他社の価格差など外部要因にも左右されます。私は、直近の販売実績だけでなく市場全体のトレンドや世の中の動きにもアンテナを張り、できるだけ先の需要予測を的中させるよう日々尽力しています。予測精度を高めるためには、マーケティングやセールスと販売計画をすり合わせ、生産計画担当者と必要な生産量やリスクを共有することが不可欠です。さらに、ロジスティクスと在庫配分を調整し、品薄時の対応方針を決めるなど、複数部署との連携が求められます。
とはいえ、完璧な予測は不可能です。だからこそ、予測が外れた時にどう対応するかが重要です。私は、あらかじめ「この幅ならこう動く」というシミュレーションを複数用意し、関係部署と事前に認識を合わせておくことで、スピーディかつ合理的な対応を可能にしています。こうした調整は、単なる数字合わせではなく、サプライチェーン全体を動かす意思決定につながります。計画した商品が欠品なく店頭に並んだ瞬間は、大きな達成感があります。自分の判断が、お客様の満足や会社の利益に直結する——その実感が、この仕事の最大のやりがいです。さらに、マーケティングやロジスティクスなど多くの部署と協働することで、交渉力や調整力も磨かれます。
Q.
Glicoに入社する前のわたし
A.
変化を力に、仕組みを創る
Glico SCMで広がる可能性
新卒で入社したのはアパレル企業で、全員が店舗勤務からスタートしました。入社1年で店長に抜擢され、約40名のスタッフをまとめながら「地域のお客様にとって世界一のお店をつくる」という目標を掲げ、理想と道筋を明確に共有することで、チームが一丸となる力を学びました。新店舗オープン時には、入社したばかりのスタッフが急速に成長していく姿を見て、環境や価値観の違いを受け入れることで人は大きく変わるのだと実感しました。
その後、商品予算の策定や生産開始から販売終了までの計画、実績に応じた対策立案を担う部署に異動しました。会社全体の数字を動かす責任の重さと面白さを感じる日々の中で、限られた時間で最大の成果を出すための優先順位付けや、影響度を重視した判断力、そして多様な人と共通目標を持つための合意形成力を磨きました。
転職を考えたとき、メーカーで「自分の商品を持つ」仕事にしたいという思いがありました。数ある企業の中でGlicoを選んだ理由は、100年以上の歴史を持ちながら変革を求められる環境に強く共感したからです。今後は、需給計画の精度を高めるだけでなく、長期予測やデータを活用した仕組みづくりに挑戦し、サプライチェーン全体の最適化に貢献していきたいと考えています。
8:45出社・メールチェック
9:00セールス・マーケティング部門との販売計画確認
12:00ランチ
13:00新商品発売に向けた生産計画の打合せ
14:00直近での売上実績を踏まえて、販売計画修正
16:30生産計画担当者との計画確認
17:30退社
Q.
あなたにとって「Glico×SCM職で働く」とは?
A.
歴史に驕らず、変革を求められる環境
会社全体としてより大きな成果をあげるため、需給計画部は今後さらに長期的な需要予測やシミュレーションを強化し、サプライチェーン全体の最適化に貢献していくことが求められています。
この変革は、経営陣の決定だけで進むものではありません。現場で働く一人ひとりが意思を持ち、仕組みを考え、周囲を巻き込みながら改革に取り組むことでしか、会社や組織は変わっていけないと感じています。今は、属人性の高い業務を、データを活用した仕組みに変えていこうとしている段階です。決まった答えがない中で「もっと良くする方法」を自分で考え、実行できる環境があります。
需給計画の仕事は、数字を扱うだけではなく、マーケティングやセールス、生産、ロジスティクスなど多くの部署と連携しながら、サプライチェーン全体を動かす意思決定に関われる点が魅力です。自分の提案が実現し、計画通りに商品が店頭に並んだ瞬間には、大きな達成感があります。変化を前向きに捉え、仕組みづくりに挑戦したい方にとって、ここは最高の成長機会がある場所だと思います。私自身も、この変革の一員として、より精度の高い需給計画と長期予測の仕組みづくりに挑戦し続けたいと考えています。
