ChallengeGlicoの挑戦

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プロジェクト/商品の簡単な概要説明

インターンシップに参加された学生に向けプレゼント企画をデザイン部にて実施しました。

写真
Step01

今回のプロジェクト/商品開発を行ったきっかけ

デザイン部は採用ホームページのリニューアルや会社説明会の資料作成を採用グループと協働しています。これらの案件を通じ採用活動における課題についてディスカッションを重ねる中で、以下のような想いを抱きました。
・Glicoでのインターンシップの経験を今後のキャリア選択に活かしてほしい
・会社として、また採用活動においても大切にしている「お客様視点」を体験してほしい

そこで、インターンシップを通じて得た気づきや学び、Glicoの企業イメージをインターンシップ終了後も思い起こしてほしいと考え、今回の企画が生まれました。 インターンシップのメリットは仕事内容や社員の人柄を実際に体感することができ、学生と企業の距離感が近いところにあります。 本企画を通じて、お互いのエンゲージメントを高めるコミュニケーションツールを創れないかと考え、採用グループに提案を行いました。

Step02

具体的なプロジェクトの内容

アイディアを検討するにあたって、どの情報やサプライズが参加者に笑顔をもたらすかを想像しながら、多くの要素を盛り込みました。

■スペック
紙製の小箱に、余り紙を再利用したメモ用紙を収納しました。これはメモとしての利用の他に、名刺や小物入れとしても活用できるため、持ち帰った後も便利に使っていただけることを想定しました。また再生紙利用やリユースといった要素を盛り込むことで、SDGsを重視した企業ポリシーを感じられるようにしています。

■デザイン
素材感や手触り感のある紙材と、温かみのある印刷方式を採用することで、特別な雰囲気を演出しました。デザインについては複数パターン検討し、最終的には参加者に近い入社1年目の社員の声を取り入れたデザイン案を採用しました。

■QRコード
裏面には2つのQRコードを記載し、Glicoをより理解していただくための記事サイトへのアクセスと、インターンシップ時に撮影した写真アルバムにアクセスが可能です。

■メッセージカード
当初は前述の通り、自宅に持ち帰ってメモを取る際にインターンシップの記憶を思い返していただけたらという思いでしたが、インターンシップ最終日にメッセージカードとしてお互いに贈りあうというアイディアを盛り込んだところ、非常に好評で、参加者に喜んでいただけました。感謝の気持ちを伝える場が欲しかったという声も寄せられ、参加者側からもコミュニケーションのきっかけを望んでいたことがわかり、新たな気づきを得ることができました。

写真:液体ミルク「アイクレオ」と哺乳瓶
Step03

今回の取組で苦労した事・学んだこと

この企画は当初、ゴールのアウトプットイメージが確立されていませんでした。どのようなアイディアや企画が課題を解決できるのかを模索しながら、ひとつずつ進めていきました。 進行の過程で、採用グループの知識とデザイン部の思考が連携し、アウトプットを成功に導くことができ、結果的に参加者の喜びと笑顔に繋がり、大きな学びと成果になりました。 また、今回の採用グループとの協働を通して、デザインが社内外の人々を結び付け、コミュニケーションを向上させる役割を再認識しました。

Step04

今後Glicoでどんな挑戦をしていきたいか

デザイン部は、パッケージデザインを通じてお客様に商品の魅力を伝え、お客様に「すこやかな毎日、ゆたかな人生」に繋がる価値を提供したいと考えています。 今後は、商品以外のタッチポイントにおいてもデザインの力を更に活かし、貢献することを目指しています。 また、社内の各部門と共創・協働し課題に柔軟に対応し、Glicoをより良くしていくことを考えています。

写真:チーム