みなさん、こんにちは。クッキングパーク担当です。
クッキングパークでは、料理の基本についてのコラムを発信していきます。
今回は「肉の保存方法について」です。
お肉は私たちの食卓に欠かせない食材の1つですが、そのおいしさをキープするには、冷蔵庫に入れる前のひと手間がとても大切です。新鮮なうちに空気に触れないよう密閉する、下味をつける、小分けにして保存するなど、ちょっとした工夫でお肉の鮮度をぐんと保ちやすくなります。
今回はそんな日々の食生活に役立つ「お肉の保存方法」について、冷蔵・冷凍それぞれのポイントをわかりやすくご紹介します。
初心者の方は勿論、長年料理をされている方も初心に戻って是非ご覧ください♪
肉の保存について
お肉は購入したら「すぐに冷蔵・冷凍」 が鉄則です。スーパーなどで販売されているパック入りのお肉のラベルを見ると、「加工年月日」や「消費期限」といった表示がありますが、皆さんはその意味をご存じでしょうか?
「加工年月日」とは、大きなかたまり肉をカットし、薄切りや厚切りに加工してパック詰めした日を示しています。そして「消費期限」は、10℃以下で保存といった決められた条件下で、この日までなら安全に食べられるとされる期間のことを示しています。購入したらなるべく早めに使い切るのが、衛生的にも風味の面でもベストですが、消費期限内に調理をしないお肉は、早めに冷凍保存しましょう。
次に、冷蔵・冷凍保存のコツご紹介します。
冷蔵保存の基本
購入したその日、もしくは翌日には使う予定がある場合は「冷蔵保存」がおすすめです。ただし、冷蔵庫に入れるだけでなく、いくつかのポイントを押さえることで鮮度を保ちながらおいしく保存できます。
【冷蔵保存の3つのポイント】
- 1.保存温度は5℃以下、できればチルド室へ
- お肉は温度変化に弱く、細菌も繁殖しやすい食品です。保存に適した温度は5℃以下。冷蔵庫のチルド室は0~2℃に保たれていることが多く、鮮度をキープするのに最適です。特にひき肉や薄切り肉など、傷みやすい部位はチルド室に入れましょう。
- 2.肉汁(ドリップ)は拭き取る
- パックの中に出ている赤い液体は、お肉から出たドリップと呼ばれるものです。 このドリップには雑菌が繁殖しやすいため、そのまま保存すると品質が落ちやすくなります。保存前にキッチンペーパーで軽く拭き取っておくと、鮮度を保ちやすくなります。
- 3.空気に触れさせない密閉保存
- お肉は空気に触れることで酸化が進み、色が変わったり、臭いが気になったりする原因になります。そのため、保存する際には購入時のパックのままではなく、一度取り出してラップでぴったりと包みましょう。さらに密閉容器やジッパー付き保存袋に入れて、できるだけ空気に触れさせないようにするのがポイントです。
冷凍保存の基本
購入したお肉をすぐに使わないなと思ったら、購入後すぐに冷凍保存するのがおすすめです。冷凍するときのポイントを押さえることで、おいしさを保ったまま保存期間をぐんと延ばせます。
【冷凍保存の5つのポイント】
- 1.できるだけ早く「急速冷凍」する
- お肉を冷凍する際は、なるべく早く冷凍することが大切です。冷蔵庫に入れて放置してから冷凍するのではなく、買ってきたらすぐに冷凍庫へ移しましょう。
- 2.ラップとフリーザーバッグの2重包装で酸化を防ぐ
- 冷凍すると冷凍焼けや霜がついてしまうことがあります。これらを防ぐには、まずお肉をラップでぴったりと包み、その上からフリーザーバッグに入れる2重包装が効果的です。空気をしっかり抜いて密閉することで、酸化や乾燥を防ぐことができます。
- 3.部位に合った冷凍方法を選ぶ
- • 薄切り肉:1枚ずつラップで重ならないように包む、または少量ずつに分けてラップをしてフリーザーバッグに入れます。平らにして冷凍することで、解凍時のムラを防げます。
• ひき肉:小分けにしてラップで包み、フリーザーバッグに平らに入れて冷凍します。ひき肉は劣化が早いため、すぐに使わない場合は購入後すぐに冷凍しておきましょう。
• かたまり肉:そのままでは中まで凍るのに時間がかかるため、小さめにカットして冷凍するのがおすすめ。下味をつけておくと、解凍後すぐ調理できて便利です。
- 4.解凍は常温NG!冷蔵庫か流水で
- 解凍はゆっくりが基本です。常温で解凍すると表面だけ先に傷みやすくなるため、冷蔵庫で一晩かけて解凍するのがベストですが、時間がないときは流水に袋ごと浸ける方法でもOK。電子レンジを使う場合は解凍モードで短時間にとどめましょう。
- 5.再冷凍は避ける
- 一度解凍したお肉を再び冷凍すると、繊維が壊れてパサつきやすくなります。再冷凍は風味や食感が落ちる原因となるため、なるべく避けたいところ。必要な分だけ小分けして冷凍しておくと便利です。
まとめ
お肉の保存方法をほんの少し工夫するだけで、食材のムダを減らし、毎日の食事がもっとおいしく、もっと快適になります。特に冷凍保存は、まとめ買いや作り置きにもぴったり。使いたいときにすぐ取り出せて、忙しい日々の心強い味方になってくれます。
冷蔵・冷凍それぞれのポイントを押さえるだけで、お肉の鮮度や風味をしっかりキープすることができるので、ぜひ今回のコラムを参考にしてみてくださいね。
※こちらの記事は過去サイトに掲載していた記事を再編集し、掲載したものです。
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