みなさん、こんにちは。クッキングパーク担当です。
クッキングパークでは、料理の基本についてのコラムを発信していきます。
今回は「野菜の保存方法について」です。
料理のおいしさを引き立てるうえで、素材の鮮度はとても大切な要素です。特に野菜はみずみずしさが命。野菜を最後まで美味しく、無駄なく使うためには保存の仕方が大切です。
今回は日々の食生活に役立つ「野菜の保存方法」についてのポイントをわかりやすくご紹介します。保存方法を見直すだけで、野菜の鮮度がぐんと長持ちしますよ。
初心者の方は勿論、長年料理をされている方も初心に戻って是非ご覧ください♪
野菜の保存について
野菜は収穫されたあとも呼吸を続けています。その呼吸によって、水分や栄養素が少しずつ失われていき、しなびたり傷んだりする原因になってしまうのです。
そのため、野菜の呼吸をできるだけゆっくりにして、水分や栄養素が逃げないように保存しましょう。
野菜を長持ちさせるコツは、主に次の3つです。
- ①温度と湿度をコントロールする
- 多くの野菜にとって快適なのは、やや低めの温度で湿度がしっかり保たれている環境です。冷蔵庫の野菜室はその条件を満たしており、野菜の呼吸をゆっくりにして、乾燥からも守ってくれます。
- ②「エチレンガス」にご用心
- 果物や一部の野菜は「エチレンガス」と呼ばれる植物ホルモンを放出します。これは熟成 を早める働きがあり、周囲の野菜の劣化を促す原因にもなってしまいます。
- エチレンを出す代表的な食材は、りんご、バナナ、トマト、アボカドなどです。
- 一方できゅうり、レタス、ブロッコリーなどの野菜はエチレンに敏感なため、エチレンを出す食材の近くで保存するのは避けましょう。
- ③低温障害に注意
- ナスやトマト、さつまいもなどの野菜を冷蔵庫に入れすぎると、低温障害が起きてしまいます。低温障害は冷えすぎによって色や食感が悪くなってしまいます。 これらの野菜は野菜室に入れるか、風通しのよい涼しい場所に保存して乾燥しないよう新聞紙などで包んであげましょう。
- ここからは常温・冷蔵・冷凍それぞれに向く野菜をご紹介します。
常温保存が向いている野菜
風通しがよく直射日光の当たらない場所で保存しましょう。これらの野菜は寒さに弱く、冷蔵庫で保存すると甘みが落ちたり、食感が変わってしまったりすることもあります。
通気性のあるカゴに入れて新聞紙を被せたり、ネットを使って吊るすように保存したりすると湿気がこもらず、カビの発生も防げます。
冷蔵保存が向いている野菜
湿らせたキッチンペーパーで包み、保存袋に入れ、立てて保存。寝かせると水分が偏って傷みやすくなります。
全体をキッチンペーパーやラップで包み、立てて保存。大根やにんじんのように葉と根がついている野菜は葉つきのままにせず、すぐに切り分けて別々に保存しましょう。野菜は収穫後も成長し続けているため、葉つきのままにしておくと葉が根から水分や養分を吸い取ってしまいます。
1個ずつキッチンペーパーやラップで包み、保存袋に入れて保存。
- •その他の野菜
にんにくは皮付きのまま1片ずつバラバラにし、保存袋に入れて真空で冷蔵庫に保存。
•たけのこ
たけのこは水を張ったタッパーなどの保存容器に入れ、冷蔵庫で保存。
•青じそ
青じそはグラスやタッパーに葉の軸を下にして立てるようにして入れ、軸がひたる高さまで水を入れて冷蔵庫で保存。
•もやし
もやしは水を張ったタッパーなどの保存容器に入れ、冷蔵庫で保存。
•れんこん
れんこんは水を張ったタッパーなどの保存容器に入れて冷蔵庫で保存。
冷凍保存が向いている野菜
軽く下茹でしてから水気をよく切り、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存。
•きのこ類(しめじ、えのき、しいたけなど)
石づきを取って使いやすいサイズに分け、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存。加熱調理にはそのまま使えて便利です。
まとめ
野菜はそれぞれの性質を理解し、適した方法で保存することが美味しさと栄養を守る第一歩です。冷蔵・冷凍・常温と使い分けることで、無駄なく使うことができ、結果として食品ロスの削減にもつながります。
今回ご紹介した保存のポイントを、ぜひ試してみてくださいね。
※こちらの記事は過去サイトに掲載していた記事を再編集し、掲載したものです。
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