幼児食の献立1週間分

手づかみ食べはいつから?いつまで?発達段階と対応まとめ

1
2 コメント

離乳後期になると、赤ちゃんに「自分で食べたい」という気持ちが芽生えてきます。
食事が「ママやパパに食べさせてもらう」から、「自分で食べる」に変わる最初の一歩が「手づかみ食べ」です。
「手づかみ食べ」と聞くと、メニューに困る、片付けが大変など、マイナスなイメージがあるかもしれませんが、実は、赤ちゃんにとっては学びがたくさんある大切なステップです。


今回は、手づかみ食べのスタートからスプーン、フォークの使用に移っていくまでの流れや手づかみ食べのメリット、手づかみ食べにおすすめのメニューなど、赤ちゃんの「手づかみ食べ」について、管理栄養士・乳幼児食指導士の資格をお持ちの植草さんにお話を伺いました。

手づかみ食べはいつから始まる?

一般的な開始時期(生後9か月〜離乳後期)

手づかみ食べは生後9か月頃、離乳後期から始まります。
赤ちゃんによって個人差があるので、月齢を気にしすぎず、成長の様子を見ながら、少しずつ始めてあげられるとよいでしょう。

手づかみ食べをスタートしてもよいサイン

  • 1人で座ることが安定し、食事用の椅子に一定時間座っていることができる
  • 自分で口に物を運ぶようになる(おもちゃを口に持っていくなどもサインになります)
  • 食べ物を見つめたり、手を伸ばしたりする
  • 食べ物をすぐに飲み込まず、もぐもぐする様子が見られる

なかなか始めない場合の対応

手づかみ食べをスタートしてもよいサインが見られても、なかなか手づかみ食べが始まらないこともあるかもしれません。
まずは、テーブルと椅子の高さを調整するなど、赤ちゃんが手づかみ食べしやすい環境を整えてあげることが大切です。
また、手がベタつくのが苦手で、手づかみ食べに積極的にならないこともあります。

その場合は、無理強いせずに、食パンやパンケーキなど、手が汚れないメニューで試してみるとよいでしょう。

手づかみ食べはいつ頃まで続く?


cotote17_02.png

手づかみ食べが終わる時期は?

今だけとわかっていても、手づかみ食べしやすいメニューを準備することや片付けが大変でちょっと憂鬱になってしまうことも。
終わりの時期がわかっていると、気持ちが少し楽になりますよね。
ただ、手づかみ食べはいつまでに卒業しなくてはいけないという決まりはなく、スプーンやフォークに興味を持ち始めるタイミングも個人差があるため、終わる時期はお子さんによって変わってきます。

「いつまでも手づかみ」を心配しなくていい理由

同じ月齢の赤ちゃんがスプーンを使って上手に食べていると焦ってしまうこともあるかもしれませんね。
でも、発達には個人差があるので、心配しなくても大丈夫。
スプーンやフォークに興味を持ち始めたら、手づかみ食べと並行して、スプーンを使う練習もしてみましょう。
スプーンやフォークが上手に使えるようになってきたら、自然と手づかみ食べすることも減っていきます。焦らず、赤ちゃんのペースで見守ってあげるようにしましょう。

スプーン・フォークへの自然な移行の促し方

手づかみ食べに慣れてきて、スプーンやフォークに興味を持ち始めたら、手づかみ食べと並行してスプーンを使って食べる練習を始めていきましょう。
先が真っ直ぐになっているスプーンや、かえしのある食器を用意してあげるとすくいやすいですよ。
食事は、手づかみ食べするメニュー、スプーンで食べるメニューと分けてあげるとよいでしょう。
スプーンですくう動作は難しいため、練習が必要です。


最初は大人が手を添えてサポートしてあげながら、少しずつ練習していきます。
スプーンが上手になってきたら、フォークも用意し、メニューによって使い分けて練習を始めるとよいでしょう。

手づかみ食べの3つのメリット

/assets/images/common/image-thumbnail-default.webp

①目・手・口の協調運動が育つ

手づかみ食べは、食べ物を自分の目で見て色や形を確認し、手でつかんで口まで運び、口に入れて硬さや味を確認するという、目と手と口の協調運動です。
自分で食べ物に触れることで、食べ物の硬さや温度を感じ、どのくらいの力で握ればよいかなど、感覚の体験をしていきます。
また、目で見る(視覚)、食べ物に触れる(触覚)、食べ物の匂いをかぐ(嗅覚)、味わう(味覚)、食べ物を噛んだ時の音を楽しむ(聴覚)など、五感をすべて使うことで、脳を刺激し、運動機能の発達にもつながります。

➁食への興味・自分で食べる意欲が高まる

手づかみ食べは、さまざまな食材に触れ、味わうことで、食への興味を高めます。
また、「自分で食べられた」という成功体験は、大きな達成感を得られるほか、自分で食べることで、より食の楽しさを感じることもでき、赤ちゃんの食べる意欲を育てます。

③咀嚼力の発達につながる

今までは量を調整してスプーンで食べさせてもらっていましたが、自分で食べるようになると、ひと口の適量や自分の口に合わせた食材の大きさなども学んでいきます。
また、手づかみ食べが進んでいくと、だんだんとスティック状や少し大きめのものでも前歯でかじり取って食べられるようになっていきます。

手づかみ食べにおすすめの食材・メニュー

つかみやすい形・大きさの目安

手づかみ食べでは、「自分でできた」という楽しい、嬉しい経験をたくさんさせてあげることが大切です。
赤ちゃんがつかみやすい形や食べやすい大きさのものを用意してあげるようにしましょう。
最初は1cm角程度のひと口で食べられる大きさに切った野菜や果物からスタートします。
手づかみ食べに慣れてきて、しっかりもぐもぐと歯茎で噛んで食べる様子が見られたら、1cm角のスティック状に切った野菜や食パン、小さめに丸く握ったおにぎりなどにステップアップしていきます。
一度に口に入れすぎていないか、しっかりもぐもぐ噛めているかなど、近くで見守ってあげるようにしましょう。

月齢別おすすめ食材・メニューリスト

離乳後期(9〜11か月頃)

  • さつまいも、かぼちゃ、じゃがいも、にんじん
  • バナナ、スティックパン(食パンの柔らかい部分)など

【調理方法や食材選びのポイント】

  • 野菜を柔らかく煮て、ひと口サイズやスティック状に切る
  • 口溶けがよく、甘みのある食材がおすすめ

離乳完了期(12〜18か月頃)

  • ひと口サイズおにぎり、パンケーキ、蒸しパン、おやき、ラスク
  • スパニッシュオムレツ、ハンバーグ、チキンナゲットなど

【調理方法や食材選びのポイント】

  • 煮込みハンバーグくらいの硬さを目安に、歯ぐきで噛める硬さに仕上げる
  • 1cm角程度のスティック状、おにぎりは2〜3cm程度のひと口サイズが目安
  • 丸飲みできないように大きめに作り、かじりとる練習をしてもよい

cototeの手づかみメニュー活用

自宅での準備が大変な時は、宅配の幼児食を活用するのもおすすめです。宅配幼児食の中でも、cototeには、たらのピカタの手づかみセットや米粉のお食事パンケーキ、たらの磯辺焼きとイタリア風オムレツなど、手づかみ食べにピッタリなメニューが用意されています。ぜひ、取り入れてみてくださいね。

手づかみ食べの悩みQ&A

食べ物で遊ぶ・投げる時の対応

食べ物を口に運ぶという動作が赤ちゃんにとっては難しく、手づかみ食べは、握ったり、投げたり、グチャグチャにしたり、手遊びから始まります。
上手に食べられなくても、「楽しく食べること」を大切に、見守ってあげましょう。
大人が食べる見本を見せて働きかけたり、「おいしいね」など声かけをしながら、一緒に繰り返し練習をしていきます。
時間や心に余裕のある時に10分など時間を決めて行うとよいでしょう。

汚れが気になって止めさせてしまう

手づかみ食べは、後片付けが大変ですよね。
汚れてもよい服を選んだり、スモッグなど長袖のエプロンをつけたり、汚れの気にならない服装で練習するとよいでしょう。
ひっくり返りにくいお皿やコップを選んだり、手拭きや口拭き、台拭きなどを常時用意しておくと汚れがひどくなる前に拭いてあげられますよ。床にレジャーシートや新聞紙などを敷いて、掃除しやすいように工夫するのもおすすめです。

次のステップ(幼児食)への移行タイミング

手づかみ食べが上手になり、口を上下左右に動かしながら食べたり、食べ物を前歯や歯茎でかじりとろうとする様子が見られたら、離乳後期から離乳完了期へステップアップしていきます。
離乳完了期では、1日3回の食事と補食をとるようになり、成長に必要な栄養素のほとんどを離乳食から摂取するようになります。
離乳完了期から幼児食へのステップアップは1歳半頃が目安になりますが、成長には個人差があるため、お子さんの発達に合わせて進めることが大切です。
1日3回の食事と補食のリズムができ、形のあるものをしっかり噛んで食べられていることが目安になります。お子さんに寄り添いながら、少しずつステップアップしていきましょう。

まとめ

手づかみ食べは、赤ちゃんが自分で食べられるようになる、最初のステップ。
発達にも大切なプロセスです。ママやパパの負担が減るように工夫しながら、赤ちゃんの成長を見守ってあげられるといいですね。
手づかみ食べは、パンなどの市販の食品や宅配の幼児食などを活用することで、負担を減らすことができます。
cototeには手づかみ食べにぴったりなメニューがありますので、ぜひ、活用してみてくださいね。

  • 「手づかみ食べにおすすめのcototeメニューはこちら」

    「cotote(コトテ)」は、全メニューを通じて50種類の素材が体験できる、彩り豊かな冷凍幼児食です。1歳から3歳になるまでの幼児期にさまざまな素材にふれることで、将来のゆたかな食生活につなげます。
    /assets/images/common/cotote-bestpapa (5537)

    >>初回限定価格でのご購入はこちら

植草 真奈美(管理栄養士/フードコーディネーター/乳幼児食指導士)

/_dev/images/image-dummy-6.webp

保育園で栄養士として経験を積んだのち、大手料理教室の本社にて、ヘルスケア事業部の立ち上げに従事。2016年に独立。
「その想いを、おいしいに」をコンセプトに、管理栄養士としての視点をいかしたレシピ開発やベビーフードなどのレトルト食品、冷凍ミールの商品開発を手がけるほか、トップアスリートの栄養管理も担当。 著書「はじめてでもかんたんにフリージング 安心な離乳食」(春陽堂書店)など
※本内容はこちらの記事を執筆した時点での情報をもとに記載しています。
※本サイトに掲載する情報には十分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。

コメントを投稿

投稿機能のご利用にあたってはコミュニティガイドラインをご一読ください。

コメントを入力してください

※正しく表示されない場合があるため、環境依存文字の使用はお控えください。​

コメントを投稿

こちらで投稿してよろしいですか?

ユーザーネーム

SNSでも投稿しよう

みなさんからのコメント

おぼえていない

コメントを投稿

投稿機能のご利用にあたってはコミュニティガイドラインをご一読ください。

コメントを入力してください

※正しく表示されない場合があるため、環境依存文字の使用はお控えください。​

コメントを投稿

こちらで投稿してよろしいですか?

ユーザーネーム

SNSでも投稿しよう

毎日の暮らしに役立つ内容で、最後まで興味深く読めました。ありがとうございます。

コメントを投稿

投稿機能のご利用にあたってはコミュニティガイドラインをご一読ください。

コメントを入力してください

※正しく表示されない場合があるため、環境依存文字の使用はお控えください。​

コメントを投稿

こちらで投稿してよろしいですか?

ユーザーネーム

SNSでも投稿しよう

パスワードが違います

ご入力いただいているパスワードを再度ご確認ください